ハイパーインフレが起こるとどうなるのか?定義よりも歴史的事実がヤバい

今年に入ってから円安が進んでいます。

ちなみに今日2022年6月26日の円の対ドル価格は135円ほどです。

様々な商品が値上げしていてインフレになっている気がします。

今後仮に、ハイパーインフレになるとどうなるんだろうと思って調べてみました。

まぁ、ヤバいですよね。実際にハイパーインフレになると。

そもそもハイパーインフレの定義って何?

「ハイパーインフレ」と検索すると、某銀行サイトがトップに出ました。

それによると、「過度にモノの値段が上がりすぎる状態のこと」と書いてあります。

でもこれ、かなり漠然としていますね。「上がりすぎる」とは具体的になんなのか?

国際関係基準の定義によると、

「3年間の累積インフレ率が、100%に近いか又は100%を超える。」

ということらしいです。3年で物価が倍になるとハイパーインフレってことですね。

具体的には1個100円のリンゴが3年で1個200円になるっていう世界線です。
確かに生活は苦しくなりますが、即座に生命の危機に直結はしないですから。
なので、このくらいなら何とかなりそうな気はします。

まぁ、定義は定義であって運用は運用ですから。例えば高齢化社会が7%で、高齢社会が14%と言ってもあまり厳密にやってる感じでもないので大体のイメージを持っておけばいいのかなと思います。

やはり実際にあった事例を参考にしたほうがイメージしやすいと思います。

ハイパーインフレの実例(台湾)

邱永漢さんの書いた「わが青春の台湾・香港」という書籍に興味深い記載があったので抜粋します。以下は第二次世界大戦終了後間もない台湾の状況を描写しています。

当時の台湾もいろいろあって、物価がめちゃくちゃ上がったようです。

私は東大経済学部で、第一次大戦後のドイツのインフレの話を聞いていた。真面目で倹約家の兄貴と酒飲みで気前のよい弟がいて、兄貴は食う物も食わずにせっせと貯金をした。弟は酒びたりで暮らし、ウィスキーやビールの瓶を裏庭に積み重ねておいた。インフレが起こると、弟の空瓶を売ったお金のほうが、一生かかって貯金をした兄貴のお金よりも多くなった。

邱永漢 わが青春の台湾・香港

これっていわゆるハイパーインフレですよね。通貨の価値に対して物価が上がりまくっています。極度なハイパーインフレになると、貨幣の価値が激下がりすると同時に、モノの価値が爆上がりするので、せっせと真面目に貯めた総額よりも、そこらへんにある空き瓶の価値が上回ってしまうんですね。

なんだか逆アリとキリギリスみたいで切ないです。

さらに以下の状況も衝撃的です。

また月給日になると、工場の門の外に奥さんたちが待ちかまえていて、ご主人たちがもらった月給を渡すと、妻たちが買物をするために店屋まで走った。どうして走ったかというと、歩いているうちに物価が上がったから

邱永漢 わが青春の台湾・香港

これもヤバい。ゆっくり歩いてる間に物価が上がってしまうなんて!

確かに目に見えてモノが高くなってしまうんだったら走りますね。

本書は興味深い内容があるし、読み物としても十二分に面白いので気になる方はぜひ一読をお勧めします。

ハイパーインフレにどう対処すればいいのか?

分かりません(汗)

インフレ対策なんて急に言われても難しいです。そもそもよくわからいから調べたわけで。。

個人的には内藤忍さんの本を読むと参考になるかなと思います。

例えばリーマンショック後の2009年に出版された以下の本は今読んでも有意義だと思います。

収入源の分散化とか、具体的な実例が豊富で参考になります。